キャンプでっせ！

今日は（も）キャンプとは全く関係ありません。（っていつもか？）
最近「居酒屋タクシー」とか、大阪では給与カットですったもんだの大騒ぎと公務員の話題が耐えない毎日です。
が、何かちょっとおかしいのではないかと思うのですよ。

居酒屋タクシーというのは、「公務員、特に官僚と呼ばれるようなお方が、夜遅くまで残業し、終電が無くなった為公費でタクシーを使って家に帰る」という回数が多くなるにつれて、毎回同じタクシー（ほとんど個人タクシーだそうですが）を使っていると、タクシー側から見れば上お得意様になるので、「ビールや金券等をサービスで提供した」。また「それを自分で使った。（私物化）」というのが、公務員法等に抵触するのではないかという事です。

公務員法では、民間企業や民間人からの接待や金品の享受を禁止している（賄賂となる可能性があるから）のですが、まぁ、こんな事で目くじらを立てて怒るほどの事でもないと思うのですよ。
何万という額の金券はちょっと．．．という感じですが、缶ビールやおつまみを貰ったからといってどうということはないでしょうに。
もし、それでも「襟を正す」というなら、政治献金はすべて禁止しないといけないでしょうね。
あれこそ、献金している方のほとんどが賄賂というか、自分達にメリットがあるように望んでしていることですから。

それと、騒ぐべきは缶ビールの方じゃぁなくて、
そもそも２万も３万もかかるような距離で、タクシー利用を認める
方がどうかしていると思いませんか？
もし、民間企業なら、そんな距離なら会社に泊まるか、近くの７、８千円ぐらいのビジネスホテル（カプセルホテルとか）を手配するでしょうに。
こういう経費の無駄を削減する意識というのが全く無いのでしょうかね？


一方、我が大阪府でも橋下知事が、財政再建の為、公務員の給料（基本給）をカットしようとすったもんだの大騒ぎとなっています。

が、「生活が成り立たん！」と怒っている勢いからして、３、４割ぐらいカットするのかと思っていたら、なんとたった１割のカットであんなに大騒ぎしているそうです。

あのバブルが崩壊したとき、民間企業がどれだけ給料やボーナスをカットされたかを知っている人から見れば、ほんとにアホらしくなりますよね。　（あまり大幅にカットするのは、法律上できないそうなんですが．．．なんて法律だ！）

こちらの方も、やっぱりおかしいですよね。
人件費削減なら、まずはボーナスでしょう。ボーナスは無しというのが普通の処置ですわね。
ボーナスというのは本来、利益の還元という名目があるので、利益が増えるとボーナスも増え、赤字になるとボーナスも減るという性格のもの。まぁ、公務員は利益を追求するという種類の業務ではないので、それほど変動はできないでしょうが、財政再建団体になろうかという、企業ならばもう潰れかけのような状態で、ボーナスはいつもと同じだけあるなんて、何か常識というものが違うのでしょうかねぇ一般人と。


そこで提案。（って誰に言ってんのか．．．）

政治家を含む国家公務員、地方公務員の給与、賞与等の査定は、民間人に委託する

というのはどうでしょうね。
ま、民間人と言っても全員じゃぁなくて、民間の識者（学者は除く）を集めて、その前で各省庁や組織単位でプレゼンなりアピールなりをして、自分たちの実績を理解してもらえれば何％かＵＰ。
ぜんぜんダメ（何もしていない）となればダウンという採決をするというのではどうでしょうかね？

そういう組織や機関を作るのが難しかったら、例の裁判員制度のように民間人の無作為抽出＋会計士という組み合わせでも良いと思うんですけどね。
わけのわからん凶悪犯罪の裁判員で裁判ごっこしているより、そっちの方が真剣になると思いますよ。少なくとも私は。

でもそうなったら、今の総理の福ちゃんは間違いなくボーナス無しですね。


※注
誤解されないように書いておきますけど、「公務員がみんな悪い」と言っているのではありませんので。
民間にも食品の偽装や横領というような悪い輩はいくらでもいます。
公務員が悪というのではなく、

・力を持つ一部の公務員（組織）の無能さ
・慣例を重んじ、事なかれ主義というような体質

にこそ問題があるのではないかということです。

今日は文字ばっかりだったなぁ．．．