2008年06月22日
今日は大阪の歴史をお勉強
大阪歴史博物館というのは、大阪城のすぐ西側、NHKホールの真横にあります。

展示場はビルの10F~7Fで、6Fは特別展示のあるときだけ入れるようになっています。
順路は10Fから降りてくるのですが、下に行くほど時代が新しくなるようになっています。
まず10F。
ここは大阪難波宮(なにわのみや)に関する展示場で、時代的には飛鳥・奈良時代でしょうか。

難波宮はこんなに立派な所だったそうで、ミニチュアを使って再現されています。


この大阪歴史博物館はこの難波宮の端に位置するところに建てられているそうです。

この難波宮は、後期になると柱も朱色に塗られ、なんとなく中国の影響というか中国の宮殿のような雰囲気です。

ここで、子供達に柱の土台作りパズル
柱を建てる際の土の盛り方や、土止めなどを模型で作ってあり、これを一度バラしてから元通りに組み立てるというパズルです。


パズルとしては何でもないのですが、係員の方が「次は土が流れるのを止める石」「次は床になる石」のように説明を加えてくださいます。
この説明を聞きながら見ているとなかなかよくわかります。
が...

子供達はそんな説明も聞かずに必死で組み立ててます...
さて、9Fは中世に時代が進みます。

さすがに時代も進んで、石山本願寺全盛の頃から江戸時代の頃でしょうか。

このころの家にはもう「物干し」があったんですねぇ。

ここで、こういうものを発見。
イラストですけどこれ何だと思います?
京都の清水寺に似てるでしょ?

正解は「新清水寺」だそうで、昔大阪にあったそうです。へー

さて、8Fはちょっと息抜きフロア。
子供達のお勉強とお遊びのフロアです。
フロアの半分が難波宮発掘現場の雰囲気になっています。

何千年も前、太古の昔の化石調査とは違い、何百年前というぐらいの発掘調査では、植物の種等も腐らずそのまま発掘されたりするそうです。

私はまた化石のように石になっていると思ったんですが、そのままの状態なんですねぇ。
最後は7F。
ここは近代の大阪フロアで、「大大阪遊覧」と題されています。

明治・大正・昭和初期の雰囲気満点のこのフロア。なんとなく道頓堀の「極楽商店街」と明治村を合わせたような雰囲気です。


やっぱり「ちゃぶ台」はこれね

阪神梅田駅は昔はこんなんだったそうで、今とは大違いですね。

昔の歌舞伎座。お祭りみたいな感じです。

この前で、通行人のマネキンとパチリ。

さすがに昭和の頃になると、懐かしいというか見たことあるような物がごろごろあります。



ここまでが常設の展示場で、6Fの特別展示場は今日は開いていませんでしたが、いろんな特別展示があるようなので、興味のある方はぜひ。

入場料は大人600円で小学生は無料なので、とてもお得。
駅からもすぐで、歴史が好きな人にはなかなか楽しめますよ。
(ちょっと写りこみがありますが...)
展示場はビルの10F~7Fで、6Fは特別展示のあるときだけ入れるようになっています。
順路は10Fから降りてくるのですが、下に行くほど時代が新しくなるようになっています。
まず10F。
ここは大阪難波宮(なにわのみや)に関する展示場で、時代的には飛鳥・奈良時代でしょうか。
難波宮はこんなに立派な所だったそうで、ミニチュアを使って再現されています。
この大阪歴史博物館はこの難波宮の端に位置するところに建てられているそうです。

この難波宮は、後期になると柱も朱色に塗られ、なんとなく中国の影響というか中国の宮殿のような雰囲気です。

ここで、子供達に柱の土台作りパズル

柱を建てる際の土の盛り方や、土止めなどを模型で作ってあり、これを一度バラしてから元通りに組み立てるというパズルです。
パズルとしては何でもないのですが、係員の方が「次は土が流れるのを止める石」「次は床になる石」のように説明を加えてくださいます。
この説明を聞きながら見ているとなかなかよくわかります。

が...
子供達はそんな説明も聞かずに必死で組み立ててます...

さて、9Fは中世に時代が進みます。
さすがに時代も進んで、石山本願寺全盛の頃から江戸時代の頃でしょうか。
(石山本願寺)
このころの家にはもう「物干し」があったんですねぇ。
ここで、こういうものを発見。

イラストですけどこれ何だと思います?
京都の清水寺に似てるでしょ?
正解は「新清水寺」だそうで、昔大阪にあったそうです。へー
さて、8Fはちょっと息抜きフロア。
子供達のお勉強とお遊びのフロアです。
フロアの半分が難波宮発掘現場の雰囲気になっています。
何千年も前、太古の昔の化石調査とは違い、何百年前というぐらいの発掘調査では、植物の種等も腐らずそのまま発掘されたりするそうです。

私はまた化石のように石になっていると思ったんですが、そのままの状態なんですねぇ。
最後は7F。
ここは近代の大阪フロアで、「大大阪遊覧」と題されています。
明治・大正・昭和初期の雰囲気満点のこのフロア。なんとなく道頓堀の「極楽商店街」と明治村を合わせたような雰囲気です。

やっぱり「ちゃぶ台」はこれね

阪神梅田駅は昔はこんなんだったそうで、今とは大違いですね。

昔の歌舞伎座。お祭りみたいな感じです。
この前で、通行人のマネキンとパチリ。
さすがに昭和の頃になると、懐かしいというか見たことあるような物がごろごろあります。
ここまでが常設の展示場で、6Fの特別展示場は今日は開いていませんでしたが、いろんな特別展示があるようなので、興味のある方はぜひ。
入場料は大人600円で小学生は無料なので、とてもお得。

駅からもすぐで、歴史が好きな人にはなかなか楽しめますよ。

Posted by キャンピングパパ at 18:54│Comments(2)
│大阪
この記事へのコメント
Posted by こんた at 2008年06月24日 22:52
★こんた さん★
こんにちは。
大阪は京都、奈良、飛鳥、堺というようなメジャーなところに囲まれて、中世以降(秀吉のころ)しか有名ではないですが、難波宮のような古い遺跡もあるんですね。
でも太閤はん(秀吉)のころからが一番華やかで、仰るように治水・下水道もかなり整備されたようです。
安治川を始め、大阪の川はほとんどが運河で、水上交通の為と大阪城の堀の為に作られた川だそうで、かなりの土木技術があったんですねぇ。
「水の都」と呼ばれる所以でしょうか。
>今週末はファミキャン?
の予定なんですが、雨が降ったら父子、ソロ...んーどうなることやら(^^;
こんにちは。
大阪は京都、奈良、飛鳥、堺というようなメジャーなところに囲まれて、中世以降(秀吉のころ)しか有名ではないですが、難波宮のような古い遺跡もあるんですね。
でも太閤はん(秀吉)のころからが一番華やかで、仰るように治水・下水道もかなり整備されたようです。
安治川を始め、大阪の川はほとんどが運河で、水上交通の為と大阪城の堀の為に作られた川だそうで、かなりの土木技術があったんですねぇ。
「水の都」と呼ばれる所以でしょうか。
>今週末はファミキャン?
の予定なんですが、雨が降ったら父子、ソロ...んーどうなることやら(^^;
Posted by キャンピングパパ
at 2008年06月25日 09:34

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この時代に下水があったみたいですね~
たしか太閤下水やったかな?
今週末はファミキャン?