ぬくみ 3回目 その2

キャンピングパパ

2009年01月06日 23:11

1月3日(土)、4日(日)の1泊で清流の里ぬくみへ行ってきました。

今回は「焚火大研究」編です。
って、オーバーな...それほど内容は濃くナイヨウ、なんて
コテージに着いて一息着いた後は、焚火三昧。

しかし、煙攻撃に涙目になりながらやっていても...ということで、


★焚火で煙を少なくする方法

焚火というのは、枯枝や薪、枯葉等を燃やすわけですからどうしても煙や煤は出ます。
でもどうせなら、少しでも少ない方が楽しめますから、知っていて損は無いですよ。

まずは薪の種類ですが、針葉樹の薪よりも広葉樹の薪の方が、煙は少ないです。
とは言っても、そうそう広葉樹の薪が手に入るとも限らないので、この際これは論外。

では、そもそも煙は何故出るのか?

という事を考えるとすぐにわかります。

煙は木が不完全燃焼している時、発火点直前の状態の時に発生します。

ということは、効率良く炎を上げて燃える状態にしてやれば、煙も少なくなるわけです。薪ストーブ、竈、暖炉など燃焼効率の良いもの(火が全体に回りやすい燃焼具)は煙も結構少ないのです。

そんなこと言っても、今そんなもん無いやろがー

というとき、ちょっと燃やし方を工夫してみましょう。
一本の薪が燃えると、

このように真ん中に火が点くと、両端の火が点いていない部分から煙が出てきます。

では、どうするか。

薪全体に火が回るように燃やせば良いわけです。


このように全体に火を回すには、直火や炉の場合、
これだけで、煙の量も変わってきます。

では、焚火台では?

SPや我が家で使っているロゴスの焚火台は、平面部分が小さくて、相当短い薪でないと水平に置くことができません。
また、底の部分からも空気を取り入れるような構造になっているので、なかなか炉のような熾も作りにくいのです。
では、どうするか?

木を組んで燃やすと良いのですが、こんな組み方になっていると、


真ん中に火が点いても、端からやはり煙が出ます。
こういうときには、もっと急角度に組んでみてください。


こうすると、下のほうから燃え出し、上端で煙が出ようとしても下からの炎ですぐに発火して、煙が少なくなります。

また、よく「火が点いたらさわるな!」なんて古手の焚火人から怒られる事もありますが、この場合にはこまめにさわってください。
できるだけ、火の点いていない側を下側に持ってくるように。

薪を入れる場合にも、図のようにきっちりとした組み方は最初だけですが、立ち上がるように急角度に。そして、いつもより少しだけ多めに薪を入れ、炎に勢いを出させましょう。

火が弱くなりすぎたら、真ん中に枯葉や炊き付けに使うような小さな木を遠慮なく入れて、炎を大きめにすると、煙は結構少なくなりますよ。

風が落ち着いている場合は、チロチロと一本ずつ燃える焚火もいいですが、冬に暖を取るような焚火では、一度お試しあれ。

焚火番の人はボーっとできませんけどね。


これくらい熾きができ、安定すれば水平に置いても火が回ります。


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さて、焚火に熱中しているうちに、周りを見れば、わずかながらに残っていたテント泊の方も、いつの間にか撤収して帰られました。
今日はテント泊ゼロです。ちょっと寂しいような...

辺りも暗くなってきて、そろそろ夕食です。

メニューは...

鍋、キターーーー!



しかも、カニ入りーーーー!

お正月の贅沢で、束の間の幸せ気分に浸ります。

無心にカニにしゃぶりつく4人...

フー、お腹一杯。

外を見ても、テント泊が無いので、ランタンの灯りも無く、ほぼ真っ暗。

コテージ内でテレビを観ながら、子供達のお相手。



って、なんか家に居るときと変わらんなぁ...

おっと、焚火に熱中のあまり忘れてました。


お茶ーーーーー!


シェラカップで飲むのもなんですし、ちょうど大き目のお椀があったので、拝借。
お茶請けは、いちご大福。って、あうんか?コレ...



・ ・ ・ ・ ・

ま、あうと言えばあうし、あわないと言えばあわないし...微妙な感覚

さて、寝るか...と突然

ムシ~~~~~~~~~~~


とロフトで大声。
階段を上がって行くとカメムシが一匹。こんな真冬に...
そういえば台所にこんなものが...


カメムシ入れ?

よくよく階段あたりを見てみると、なんと4、5匹見つけました。
幸い臭くなかったのですが、どこから入ってくるんでしょうねぇ...ログハウスというのはやっぱり隙間多いのかな?
テントならインナーの中にまで入り込む事など、まず無いのですが、進入口がわからないとなるとなんとなく不安です。

下の子が「カメムシ怖いーーー」なんて軟弱な事グズグズ言っていると、ウチの奥さんが久々の一発。


ゴキブリよりマシやろがー!


ごもっとも!

ご就寝...Zzzz...

続く。


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