まずは、
【キャンプ場紹介】
場所は東条湖のちょっと先、大阪市内から高速を使って渋滞が無ければ、1時間ちょっとの結構便利な所です。
サイトはフリーとも区画ともいい難くて...基本的にはフリーです。
HPでサイトの風景写真があるのですが、何とも全体像がわかり難くて、ここで全体のマップでもと思ったのですが、ムリです。すごく複雑で...
基本的には、整地されたところに盛土をして軽く砂利を敷き詰めたような感じのところと、ちょっと芝のところなどで、木をあちこちに植えてありその木がサイトの区切りになります。これが通常のサイト。
別に林間サイトと呼ばれるサイト(奥のほう)があり、ここは盛土は無いですが、背の高い木で囲まれていて正に林間という雰囲気が味わえます。ただ、それほど場所が広いわけではないので、大型のテントとタープを張る場合には、レイアウトを工夫しないとダメですね。それと、地面が妙に傾斜していたりするところが多いので、見た目よりも張り方が難しいかもしれません。(傾斜地では寝にくいですよ)
↑こういうところを奥に進むと...↑こういう場所や...↑こういう場所に出ます。
地面は林間サイトは固め、その他は柔らかめで、柔らかな場所は雨が降るとソリッドステークなどよりもプラペグの方が良いでしょうね。
水場は一箇所でど真ん中辺りにポツンとあります。
トイレは2箇所で、真ん中の水場の後ろに簡易水洗のトイレがありますが、基本的にはこれ使わないほうがいいです。(管理人さんもそう言ってました。ってなぁ、おい)ペダルを踏んでも水は出ないし、紙も無いし...で男の子の小用ぐらいに思ってください。
もう一箇所が管理棟横の水洗トイレ。こちらは綺麗でウォシュレット付き。管理人さんもヤケに自慢してました。中も広くて、何故かイスまで置いてあるので、広いトイレじゃぁなんとなく落ち着かない人(私)は、慣れるまで大変かもしれません。ただ、こちらも困ったことに1部屋しかありませんので、混雑すると長蛇の列ができるかもしれません。
このトイレの横にシャワー室があって、こちらも脱衣場と別になっていて綺麗でした。
このキャンプ場の特徴のひとつが、直火OKなこと(ほんまか?)でしょうか。炉のようなものは無いのですが、あちこちにレンガや石で作った簡易炉のようなものがあって、これを目安にサイトがどうなっているかわかるというようなものです。(設営後、右にも左にも焚き火後があったので、混んでるときはこの大きさで2サイトもあったんだなぁなんて妙に感心してしまいました。)
あとひとつ、ワイルド派にお勧めなのが、これらのサイトは管理等の上(ちょっと高台になってます)にあるのですが、逆に下っていく道があり、林間にちょっと開けたところがあります。ここもサイトだそうで、混んでいるときぐらいにしか誰も使わないそうですが、結構ここだけポツンと離れていて、プライベート感満点でねらい目かもしれません。ただ、水場、トイレまでは結構遠いです。カップルにはお勧めかも...
最後に管理人さん。このおっさんがまぁおもろいこと。オヤジギャク連発な雰囲気で、結構笑えます。
こんなところでしょうか。あとは評価のところで。
【レポート】
アウトドアというか行楽シーズンに入ったということで、渋滞を予想して朝9時ごろ出発。
一応チェックイン12:00、チェックアウト11:00ということなのですが、なんとこの日渋滞もなく、10時過ぎに到着してしまいました。そこは何とか交渉と思いきや、まぁあっさりとインさせてくださり、ついでにチェックアウトも何とかならんものかと聞いてみると、「月曜日の朝までなら何時でもいいよ。」だって。(^^)v
当然、一番乗りで、さぁどこに張るかといろいろ見て回ることにしました。ティエラ+ヘキサタープというと結構な広さが必要なのですが、どのサイトも雰囲気は気に入るのですが、微妙に何か問題があって...例えば一番奥の林間サイトはすごくいい雰囲気なのですが、ちょっとだけ広さが足りないかなぁと。(300×300のテント+ヘキサタープなら充分なんですけどね。)
下のほうのサイトは充分なのですが、水場・トイレまでが遠く、坂道なのでここに張れば次の日は筋肉痛になること間違いなしということで諦めました。
結局は林間サイトに入ってすぐのところの木で囲われた場所に設営しました。ここでも微妙に傾斜があったのですが、まぁ我慢できる程度なので。(って文字で書いてもどのあたりか検討もつかないでしょうねぇ。全体イメージがあればよいのですが...)
この場所には何故かこんな縄梯子が...
最初ハンモッグかと思ったのですが、縄梯子です。ハンモッグと思って寝転がると落ちますよ。(落ちました。)
ふと気付くと、何故か焚き火後が前と後ろに...(?)って良く見るとこれ2サイト分使っているのですねぇ。ハハ(^^ゞ(サイトが区切られているわけでは無いので、本当に2サイト分かはわかりません。過去にこの場所に2家族がテントを張っていたということで...)まぁ今日は空いているとのことなので良しとしましょう。
管理人さんに聞くと今日は、うちの他に4家族が来るということで、ちょうどいい混み具合かなぁと思いつつもトイレの数が少ないだけにちょっと不安。
お昼ご飯代わりにホットケーキを焼いて、のんびりしていると来ました、後の4家族が。ってあれ?全部知り合いで団体さんなのね。まぁ、多勢で来るのも楽しいのかもしれませんが、なんでこう群れるのでしょうかねぇ?不思議ですねぇ。
ここのキャンプ場は木が多いので、こういう場合にも、少し離れるともうまったく他のサイトは見えないような位置関係が保てるので、ありがたいです。ゆったり、まったり派のキャンパーにはいいかも。
そうこうしているうちに恒例(?)のトランプ大会。ブラックジャック、ポーカー、大富豪とまぁ家族それぞれの威信を賭けた戦いが始まります。(Ready Go!)
「今日のところはこれぐらいにしておいてやろう。」と最後に言ったのはだれでしょうねぇ?
戦いが終わると夕食の準備。肉好き、めんどくさがりの我が家にとっていつものように夕食はBBQ。
ここでニューアイテム登場。
バッファローふいご。6月号のガルヴィにもちょっと紹介されてましたが、近くのアウトドアショップで750円でポンとダンボールに入れて売ってたので買ってみました。
ハッキリ言ってオモチャ同然で、使いものになりません(^^ゞってことで今回のニューアイテムはNG。
夜になってランタンにも火が入り(って、3台のランタンのポンピングは結構辛い。)、のんびりと焚き火を...
薪も売っていますが、結構枯れ枝とか落ちているので、直火ができることとも相まって、かなり本格的に焚き火が楽しめます。転がっていたレンガと石を使って簡単炉のできあがり。
でもねぇ...ちょっと焚き火や炭を使うならしっかりやり方覚えてからやってもらいたいものです。
どこの直火跡もこんな感じで、黒い燃残しはあるは、レンガや薪、炭の残りは散乱しているはでひどい状態です。
そこで、
【キャンピングパパの焚き火講座】
薪や炭は燃やす分だけ用意しましょう。
燃やした薪や炭は完全に燃やしきりましょう。
(途中でどうしてもやめる場合には、燃え残りは持って帰るなり自分で処分しましょう。)
「燃やし切る」というのは薪や炭が白くなるような状態まで燃やすことです。
これぐらいまで燃やします。(これでもまだ奥では赤々としてます。)
ここまでくると後は放っておいても、
こういうふうに白い粉状の灰になって風で飛ばされたりして、自然に帰ります。
以上。
「さて、そろそろ寝るか」と思ったころ、なにやら歌声がかすかに聞こえてきます。「遠くでイベントでもやっているのかなぁ、そういえばおもちゃ王国も近いことだし...」
「でもちょっと変だぞ...」って何か音程の狂った蓄音器のような...
もしかしてカラオケ?
となりのグループがやっているのかなぁなどと思ったのですが、実は管理棟で管理人さんがこの近くの人達と集まって宴会しているのだそうで...いやはや...
2日目。
ンー良く寝た。今回は天気にも恵まれ、雨男返上...って、やっぱり降りました。(^^ゞ
やっぱり我が家のキャンプには雨がつきもののようです。
【キャンプ場の評価】
ここは、サイトの広さはそれほどでもありませんが、雰囲気は良いです。特に林間サイトは。
ただ、ちょっと傾斜があるところや、木が邪魔なところもありますので、ティエラよりも普通のテント+タープの方が良いでしょうね。1家族でのんびりというのには良いところではないでしょうか。
ただ、混雑時はフリーの欠点が出るので、のんびりとはいかないかもしれません。多分タープも張れない状態になるんでしょうね。
ということで評価は星3ツ
★★★☆☆
サイトの雰囲気だけなら4ツなのですが、マイナスポイントは、水洗トイレがひとつしかないのと、キャンプ場の横に道があるのですが(車で来ると通る道)これがちょうど逆方向(東条湖とは反対)から来ると結構急な上り坂になっているので、ここを登るパワーの小さい車のエンジン音がかなりうるさいです。実際に測定でもすれば、都会ほどではないかもしれませんが、夜などはたまにしか通らないのでかえって耳障りなことがあります。それとゴミ持ち帰りなところかな。
これらがなければ、ホームグラウンドにしてもいいかもしれませんね。
でもまたまた楽しいキャンプでした。
キャンプ場の番人?
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